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靴の選び方

お受験の靴の選び方|子ども・母親・父親の靴と靴下、雨の日の準備

公開日 文・足もとマガジン編集部

結論から言うと、お受験の靴は「学校の案内に従い、清潔で、当日しっかり動けるもの」を選ぶのが基本です。子どもは足に合って脱ぎ履きしやすい靴、母親は紺か黒のシンプルなパンプス、父親は黒の紐の革靴が多く選ばれています。この記事では、小学校・幼稚園受験の面接や考査、説明会に向けて、家族3人分の靴と靴下の選び方を紹介します。上履き・スリッパへの履き替えや、雨の日の準備もあわせて解説します。

結論

まずは学校の案内(持ち物・上履きの指定)を確認します。そのうえで、子どもはサイズが合い、自分で脱ぎ履きできる靴を、親は紺か黒の飾りの少ない靴を選ぶと安心です。

お受験の靴選びで大切な3つのこと

お受験の靴や持ち物の案内は、学校によって異なります。たとえば桐蔭学園小学校の児童募集要項では、校舎内が土足禁止のため、上履きを持参するよう案内しています。同じ要項では、子どもは動きやすい服装で、保護者もカジュアルな服装で来校するよう書かれています。靴選びでは、次の3つを押さえておくと迷いにくくなります。

  • 学校の案内を最優先にする: 募集要項や説明会の案内で、上履き・スリッパ・靴袋の指定を確認します
  • 清潔で控えめなものを選ぶ: 外履きは黒や紺など、飾りやロゴの少ないものが無難とされています
  • 当日しっかり動けるものを選ぶ: 考査では、行動観察や運動テストを行う学校もあります。親も移動や待ち時間が長くなりがちです

考査の内容は、幼児教室の理英会が監修した高島屋のコラムでも「ペーパーテスト・行動観察・面接・運動テストや絵画制作など」と紹介されています。なお、靴は子どもが当日を落ち着いて過ごすための準備のひとつです。「この靴でないといけない」と考えすぎず、本人が落ち着いて過ごせることを大切にするのがおすすめです。

子どもの靴の選び方

子どもの靴は、見た目よりも「足に合っていること」と「自分で扱えること」を優先するのがおすすめです。慣れない場所で、歩いたり体を動かしたりする場面もあります。

外履きは黒のワンストラップかローファー

高島屋のお受験特集では、女の子は黒のワンストラップシューズが基本とされています。男の子はローファーが主流と紹介されています。飾りが大きいものや、キャラクターがついたものは避けたほうが無難と言われています。外履きの決まりは学校によって違うため、迷うときは説明会や幼児教室で確認してみてください。

サイズと履き慣らしを優先する

子どもの足は、成長にあわせてサイズが変わっていきます。大田区の保育園看護師による「健やか子育てだより」では、3〜6歳は4〜6か月ごとに靴のサイズを確かめるようすすめています。本番の直前に新しい靴を買うと、足に合わなかったり、履き慣れていなかったりすることがあります。早めに用意して、説明会や模試などで何度か履いておくのがおすすめです。

サイズを選ぶときは、立った状態でつま先に少しゆとりがあるかを確かめます。ゆとりの目安は、世田谷区の保健だよりでは5〜10mm程度とされています。足に合わない靴は、転倒の原因になることもあると言われています。「すぐ大きくなるから」と大きめを選びすぎないのがポイントです。

自分で脱ぎ履きできる留め具を選ぶ

お受験では、外履きから上履きへの履き替えがある場合もあります。子どもが1人で脱ぎ履きできるよう、ベルトや面ファスナー、スナップボタンで留める靴を選ぶ方が多いようです。家で何度か練習しておくと、当日も落ち着いて履き替えられます。

紐の靴を選ぶ場合は、蝶結びを自分でできるか確かめておきます。

上履きの指定を確認する

上履きの持参を募集要項で案内している学校もあります。桐蔭学園小学校のほか、帝塚山学院小学校の募集要項でも、試験当日に受験児の上靴を用意するよう書かれています。指定の有無や種類は学校によって違うため、受験案内で確認しておきます。

上履きも外履きと同じように、事前に履いて体を動かしておくのがおすすめです。サイズが合っているか、脱げやすくないかを確かめられます。

靴下は無地の控えめなもの

子どもの靴下は、白や紺などの無地が無難と言われています。丈は学校や服装によって考え方が分かれます。高島屋のお受験特集では、男の子はローファーに短いソックスを合わせ、ハイソックスは避けるよう案内されています。幼児教室や学校から案内がある場合は、そちらを優先します。

靴下がずり落ちると、動くたびに気が散ってしまうこともあります。当日と同じ靴下で、靴を履いて動いてみるのがおすすめです。

母親(ママ)の靴の選び方

母親の靴は、スーツに合うシンプルなパンプスが多く選ばれています。説明会・面接・考査の付き添いなど、同じ靴を何度か履くことになります。

色は紺か黒、飾りの少ないパンプス

高島屋のお受験特集では、母親の服装は紺無地のスーツやアンサンブルが基本とされています。靴もそれに合わせて、紺か黒を選ぶ方が多いようです。金具やリボンなどの飾りが少なく、ロゴの目立たないものが無難と言われています。

つま先は丸みのある形、ヒールは低めで太め

つま先は、とがった形よりも丸みのある形やスクエアな形が、控えめな印象になると言われています。高島屋のお受験特集でも、ラウンドトゥやスクエアトゥのパンプスが紹介されています。紹介されている商品のヒールは3.5〜5cmで、太めのものが中心です。

移動や待ち時間が長くなることもあるため、歩きやすさも大切です。クッション性のあるインソールなど、負担を感じにくいつくりの靴を選ぶ方もいます。

避けたい素材とデザイン

次のような靴は、お受験の場では避けたほうが無難と言われています。

  • エナメルやスエード: 光沢が強いものや起毛の素材は、華やかな印象やカジュアルな印象になりやすいと言われています
  • 細いピンヒール: 床に音が響きやすく、歩きにくいこともあります
  • 履き口が浅く、指の付け根が見えるもの: カジュアルな印象になりやすいと言われています
  • ウェッジソールやフラットシューズ: 歩きやすい一方で、カジュアルに見える場合があります

ただし、フラットシューズでも、きちんとした印象のものを選ぶ方もいます。足の状態に合わせて、無理のない靴を選ぶのがおすすめです。

卒業式・入学式など、ほかの式典で履く靴の選び方は、卒業式・入学式のママの靴で紹介しています。

父親(パパ)の靴の選び方

父親の靴は、スーツに合わせた黒の紐の革靴が無難とされています。高島屋のお受験特集では、つま先がとがっていない黒のビジネスシューズをすすめています。紹介されている靴は、紐付きの内羽根で、つま先に横一文字の切り替えがある黒のストレートチップです。

前日までに、靴の汚れを落として磨いておくと、清潔な印象になります。かかとのすり減りが目立つ場合は、早めに修理へ出しておくのがおすすめです。靴下は紺色が無難とされています。座ったときに素肌が見えないよう、長めのものがすすめられています。

履き替えの準備:スリッパと靴袋

お受験では、校舎の入り口で靴を脱ぎ、スリッパや上履きへ履き替える学校もあります。履き替えの有無は学校によって違うため、受験案内を確認しておきます。脱いだ靴をきちんとそろえるなど、立ち居振る舞いも大切だと言われています。

親のスリッパ

親も、スリッパや上履きを持参するよう案内される場合があります。紺や黒などの落ち着いた色で、歩くときの音が小さいものを選ぶ方が多いようです。お受験向けのスリッパには、音が立ちにくいよう、かかとの高さに配慮したものもあります。携帯用の折りたためるスリッパを用意する方もいます。

靴袋は家族の人数分以上

脱いだ靴を入れる靴袋(シューズバッグ)は、家族の人数分以上を用意しておくと便利です。色は紺や黒など、靴やバッグに合う落ち着いたものが多く選ばれています。子どもの上履きを入れる袋と、外履きを入れる袋を分けておくと、当日の出し入れがスムーズです。

当日は、誰がどの袋を持つかを家族で決めておくと、受付で迷わずにすみます。

雨の日の靴と履き替え

雨の日は、雨用の靴で移動し、会場に着いてから本番用の靴に履き替える方法があります。理英会監修のコラムでも、試験前の確認項目として、傘・ポンチョ・雨靴などの雨具が挙げられています。親子とも、本番用の靴は袋に入れて持っていくと、濡れたり汚れたりする心配が少なくなります。子どもが長靴で来校してよいかは学校によって違うため、案内を確認してみてください。

雨の日にあると便利なものは、次のとおりです。

  • 濡れた靴を入れるビニール袋
  • 靴や足元を拭くタオル
  • 子どもの靴下の替え

雨の日でも履ける、はっ水加工のパンプスを選ぶ方もいます。晴れの日にも使える靴なら、説明会などでも履き慣らしておけます。

よくある失敗・注意点

  • 新しい靴を当日おろす: 足に合わないことや、靴ずれしやすいことに、当日まで気づけない場合があります。早めに用意して、何度か履いておくのがおすすめです
  • 子どもの靴が大きすぎる: 脱げやすく、歩いたり走ったりするときにつまずくこともあります。サイズは本番の少し前にもう一度確かめておきます
  • 履き替えの練習をしていない: 子どもが靴を自分で脱ぎ履きできるか、家で練習しておくと当日も落ち着いて動けます
  • 靴の汚れやすり減り: 親子とも、前日までに汚れを落とし、かかとの状態も確かめておくのがおすすめです

よくある質問

お受験の靴は新しく買ったほうがよいですか?

新しく買わなければいけないわけではありません。足に合っていて清潔なら、手持ちの靴を使う方もいます。新しく買う場合は、本番の直前ではなく早めに用意して、何度か履いて慣らしておくのがおすすめです。

お受験の子どもの靴下は何色がよいですか?

白や紺などの無地が無難と言われています。丈は考え方が分かれ、男の子はハイソックスを避けて短めを合わせるよう案内する百貨店もあります。学校や幼児教室から指定がある場合は、そちらを優先します。

雨の日は長靴で行ってもよいですか?

雨用の靴で移動し、会場で本番用の靴に履き替える方法があります。長靴での来校や履き替えの扱いは学校によって違うため、受験案内を確認してみてください。

父親の靴に決まりはありますか?

靴の決まりは学校によって違うため、案内を確認します。一般には、スーツに合わせたつま先のとがっていない黒の紐の革靴が無難とされています。前日までに磨いておくと、清潔な印象になります。

まとめ

お受験の靴は、学校の案内に従い、清潔で、当日しっかり動けるものを選ぶのが基本です。子どもはサイズが合い、自分で脱ぎ履きできる靴を早めに用意して、履き慣らしておくのがおすすめです。母親は紺か黒の飾りの少ないパンプス、父親は黒の紐の革靴が多く選ばれています。スリッパや靴袋、雨の日の準備もあわせて整えておくと、当日の履き替えで慌てずにすみます。

ママが卒業式・入学式で履く靴は、卒業式・入学式のママの靴で紹介しています。子どもの式典の靴は、小学生の卒業式の靴もあわせて読んでみてください。