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足もとのお悩み

靴の臭いを消す方法|原因・すぐできる対処・臭い靴の洗い方

更新日 公開日 文・足もとマガジン編集部

窓辺で、洗った白いキャンバススニーカーと取り出した中敷きを干している様子

結論から言うと、靴の臭いを抑える近道は、靴の中の湿気と汚れを取り除き、同じ靴を続けて履かないことです。消臭スプレーや粉は手軽ですが、靴の中に汗や汚れが残ったままだと、臭いがまた出やすくなります。この記事では、スニーカーや革靴、子どもの上履きの臭いに困っている方に向けて、臭いの原因と今すぐできる対処を整理します。あわせて、重曹や10円玉などよく聞く方法の根拠、臭い靴の洗い方と乾かし方、臭いにくくする毎日の習慣も紹介します。

結論

まずは脱いだ靴をしっかり乾かすことと、インソールを出して内側の汚れを落とすことから始めるのがおすすめです。洗える靴は洗い、同じ靴を何日も続けて履かないようにすると、臭いがこもりにくくなります。

靴が臭くなる原因

対処を選ぶ前に、臭いがどこから来るのかを押さえておきましょう。原因がわかると、どの方法が自分の靴に合うかを判断しやすくなります。

汗や皮脂、角質を菌が分解する

汗そのものには、ほとんど臭いがないと言われています。臭いのもとになるのは、汗や皮脂、はがれた角質などの汚れを、皮膚や靴の中にいる菌が分解してできる物質です。東京都立皮革技術センターの『かわとはきもの』138号に、岩崎房子「足の温熱生理機能と靴内微生物汚れの実態について」という資料があります。この資料でも、皮膚の常在菌が増えると汗の成分を分解して悪臭を引き起こす、と説明されています。同じ資料では、靴の中は服と違ってふだん洗わないため、垢や汗の成分がたまりやすいことも指摘されています。

足の臭いのもとになる物質として、よく挙げられるのが「イソ吉草酸」です。花王の生活情報サイト「くらしの研究」では、靴の中で足が蒸れると皮膚の常在菌が古い角質などを分解し、そのときにイソ吉草酸というニオイ物質ができると説明されています。資生堂の美容情報でも、イソ吉草酸が足のニオイの原因物質として紹介されています。

足の裏は汗をかきやすい

同じ資料によると、足の裏は汗腺が多く、寒いときでも汗の量が多い部位です。緊張したときに出る汗も、足の裏から出やすいとされています。つまり、暑い季節や運動のときだけでなく、通勤や仕事の日でも靴の中は湿りやすいということです。

靴の中は温度も湿度も高くなる

靴の中の温度と湿度を「靴内気候」と呼びます。前述の資料では、素材の違う3種類の靴を比べた研究(三ツ井ほか、1999年)が紹介されています。室温23℃のとき、靴の中の土踏まずのあたりは28〜33℃でした。湿度は64.4〜91.7%の範囲にあり、天然皮革の靴がもっとも低く、裏がビニールシートの合成皮革の靴が特に高かったとされています。

素材 靴の中の湿度の傾向(資料より) 臭い対策で気をつけたいこと
天然皮革 3種類のなかでもっとも低い 湿気は吸うが、水洗いには向かないものが多い
人工皮革 天然皮革に次いで低い 製品によって洗えるかどうかが違う
合成皮革(裏がビニール) 著しく高い 湿気がこもりやすいので、脱いだあとの乾燥を念入りに

また、細菌やカビは、気温と湿度が高い6〜9月にかけて大きく増えるとされています。梅雨から夏にかけて臭いが気になりやすいのは、このためと考えられます。

同じ靴を続けて履くと菌が増えやすい

同じ資料では、同じ靴を続けて履いた日数と、靴の中の細菌の数を調べた結果も紹介されています。続けて履く日数が4日以上になると、細菌の数が急に増えたと報告されています。同じ靴を10日以上続けて履く人の割合は、男子学生で38.6%、男性会社員で31%でした。女子学生より男性のほうが靴の中の細菌が多かったのは、この連続着用の長さが関係していると考察されています。

臭いやすいのはつま先の足の裏側

新品の靴を10日続けて履いた実験では、足の裏側のつま先部分の細菌が、ほかの場所より大きく多かったとされています。つま先は空気が入れ替わりにくく、汗や汚れが残りやすい場所です。内側を拭いたり乾かしたりするときは、つま先の奥まで届くようにするのがポイントです。

つま先(汗がたまりやすい)履き口

今すぐ臭いを抑えたいときの対処

臭いが気になる靴を、今日からできる方法で手当てしていきます。道具がなくてもできることから順に紹介します。

  1. 脱いだらすぐ、靴箱に入れずに乾かす

    履いたあとの靴には、その日の汗の湿気が残っています。すぐ靴箱にしまわず、玄関などの風通しのよい場所にしばらく置きます。かかとを壁に立てかけるなど、靴の口を開けておくと空気が入りやすくなります。

  2. インソールを取り出して別に乾かす

    取り外せるインソールは、靴から出して乾かします。インソールの下には汗がしみこみやすく、入れたままだと乾きにくくなります。

  3. 内側の汚れを拭き取る

    固く絞った布で、靴の内側をつま先の奥まで拭きます。洗える素材の靴なら、少量の中性洗剤を含ませた布で拭いてから、水拭きで仕上げる方法もあります。革靴やスエードは、それぞれの素材に合ったクリーナーを使うのがおすすめです。

  4. 乾かしたあとに消臭アイテムを使う

    靴用の消臭スプレーや粉は、内側の汚れを落として乾かしたあとに使います。汚れや湿気が残ったまま使うと、臭いが戻りやすいと言われています。

臭いの強さ別の早見表

どこまで手をかけるかは、臭いの強さと靴の素材で決めるのがおすすめです。

臭いの状態 まずやること 次にやること
脱いだときに少し気になる 脱いだらすぐ乾かす、インソールを出す 翌日は別の靴を履く
靴の外まで臭う 内側をつま先まで拭く、インソールを洗うか替える 洗える靴は丸洗いする
洗っても戻ってくる 乾かし方を見直す(生乾きになっていないか) インソールの交換、クリーニング店に相談、買い替えを検討

消臭スプレーやパウダーの選び方

靴用の消臭アイテムは、大きく分けて次のようなタイプがあります。「臭いが消える」とうたう商品も多いですが、感じ方は靴の状態によって変わります。

タイプ 使い方 向いている場面
消臭・除菌スプレー 靴の内側に吹きつけ、乾かしてから履く 毎日の手入れ、出かける前
消臭パウダー 靴の中に入れる、振りかける 臭いが強めのスニーカーなど
消臭インソール インソールと入れ替える インソールが汗を吸ってしまっている靴
乾燥剤・除湿剤 靴の中や靴箱に入れる 湿気がこもりやすい季節や靴箱

スプレーは、靴の外側ではなく内側に使います。革靴やスエードに使う場合は、革にも使えると書かれた製品を選び、目立たない場所で試してからにすると安心です。香りの強い製品は、臭いを香りで覆うだけになることもあるので、汚れを落とす手入れと組み合わせるのがおすすめです。

重曹・10円玉などの方法は本当に使える?

靴の臭い対策として、身近なものを使う方法がよく紹介されています。ただし、靴の臭いへのはたらきを公的な機関が確かめた資料は、この記事を書くにあたって見つけられたものがほとんどありませんでした。根拠の強さとあわせて整理すると、次のとおりです。

方法 よく言われていること 根拠と注意点
重曹を入れる・振りかける 臭いを吸う、湿気を吸う 靴の中での消臭の程度を確かめた公的な資料は確認できませんでした。粉が残ると革にシミが出ることがあるので、革靴に入れるならお茶パックなどに包みます
10円玉を入れる 銅が菌を減らす 銅に菌を減らすはたらきがあるという話はありますが、靴の中の臭いに対して確かめた資料は確認できませんでした。触れている部分以外には届きにくいという指摘もあります
アルミホイルを丸めて入れる 金属が菌を減らす 靴の臭いへの根拠は確認できませんでした
新聞紙を入れる 湿気を吸う 湿気を吸う目的なら使えます。湿ったら早めに取り出して替えます
お茶の葉(乾かしたもの)を入れる 臭いを吸う 根拠は確認できませんでした。湿ったまま入れるとカビのもとになります
消毒用アルコールで拭く 菌を減らす 靴の手入れ法の1つとして挙げる資料があります。ただし革は色落ちやシミが出ることがあるので、素材を確かめ、目立たない場所で試してから使います

身近なもので試すのは手軽ですが、それだけで済ませず、乾燥と汚れ落としを中心に考えるのがおすすめです。

臭い靴の洗い方

臭いがしみついた靴は、洗える素材なら丸洗いすると汚れごと落とせます。ただし、靴は素材によって洗えるものと洗えないものがあります。洗う前に、靴の中のタグや取扱説明書を確かめましょう。

洗える靴か確かめる

素材・つくり 水洗い 手入れの方法
布・キャンバス、メッシュなどの合成繊維 できるものが多い 手洗いで丸洗い
上履き(布・ゴム) できるものが多い 手洗いで丸洗い
天然皮革(スムースレザー) 向かない 内側を固く絞った布で拭き、革用クリーナーで手入れ
スエード・ヌバック(起毛革) 向かない 専用のブラシやクリーナーで手入れ
洗えないと表示のある靴 できない 濡らした布で拭く

アシックスの公式サイトでは、天然皮革の靴を水洗いすると表面をいためる原因になると案内しています。また、ワークマンの靴の取扱説明書には「水洗いせずに濡らした布で、汚れを拭きとってください」と書かれたものもあります。洗えるかどうかは製品ごとに違うため、表示を優先しましょう。

革靴の内側の手入れは革靴の手入れ方法、起毛革はスエード靴の手入れ方法で詳しく紹介しています。

布やメッシュの靴の洗い方

ここでは、アシックスとOnの公式サイトのお手入れ方法を参考に、手洗いの流れをまとめます。

  1. 靴ひもとインソールを外し、砂やほこりを落とす

    靴ひもと取り外せるインソールを外します。靴底どうしを軽く打ちつけたり、乾いたブラシでこすったりして、砂やほこりを先に落とします。つま先の奥には砂がたまりやすいので、念入りに落とします。

  2. 水かぬるま湯で湿らせる

    靴を水かぬるま湯につけ、全体を湿らせます。アシックスは、熱いお湯に長くつけると色落ちのおそれがあると案内しています。

  3. 靴用シャンプーや中性洗剤でこすり洗いする

    靴用のシャンプーや中性洗剤をつけ、ブラシやスポンジでこすります。臭いが気になるときは、内側のつま先と、かかとの内側を丁寧に洗います。洗剤をつけたまま長く放置するのは避けます。

  4. 洗剤が残らないよう、よくすすぐ

    きれいな水で、洗剤が残らなくなるまですすぎます。

  5. 水を切り、形を整えて陰干しする

    タオルで軽く水気を取り、形を整えます。風通しのよい日陰で乾かします。乾かし方は、次の章で詳しく紹介します。

取り外したインソールと靴ひもも、洗剤を入れたぬるま湯で手洗いし、よくすすいで乾かします。インソールが洗えない素材のものもあるので、表示を確かめましょう。

洗濯機やつけ置きは使ってもいい?

Onの公式サイトでは、シューズを洗濯機や乾燥機で洗うのは避けるよう案内しています。ワークマンの取扱説明書にも、洗濯機や乾燥機の使用は避けるよう書かれたものがあります。一方で、靴用の洗濯機や、洗濯機で洗えると表示された靴もあります。洗濯機を使うのは、靴の表示で認められている場合に限るのが安心です。

重曹や酸素系漂白剤を使ったつけ置き洗いも、ネット上ではよく紹介されています。ただし、色落ちや素材の傷みにつながることもあります。目立たない場所で試してからにしましょう。革やスエードが一部に使われた靴は、つけ置きを避けます。

洗ったあとの乾かし方

洗ったあとの乾かし方は、臭い対策の仕上げとして大切です。生乾きのまま履くと、湿った靴の中でまた菌が増えやすくなると言われています。

風通しのよい日陰で乾かす

アシックスの公式サイトでは、洗ったあとは形を整えて風通しのよい日陰で乾かすよう案内しています。同じページでは、直射日光に当てることや、ヘアドライヤー、ヒーター、ストーブでの強制乾燥をしないよう書かれています。Onの公式サイトでも、熱が直接当たるヒーターは素材の反りや型崩れのもとになるため避けるよう案内しています。

乾きを早めたいときは、次のような方法があります。

  • 丸めたペーパータオルや新聞紙を中に入れて水分を吸わせ、湿ったら替える(Onはペーパータオルを入れて室温で乾かす方法を紹介)
  • 靴を立てかけて、靴の口と靴底の両方に風が通るようにする
  • 扇風機の風を当てる

天日干しやドライヤーは資料によって違う

乾かし方は、資料によって書かれていることが違います。

方法 メーカーの案内 ほかの資料や記事
天日干し アシックスは直射日光を避けるよう案内 天日干しを勧める体験談もある
ドライヤー アシックスは強制乾燥をしないよう案内 前述の東京都立皮革技術センターの資料では、靴内の手入れ法の1つにドライヤーでの乾燥が挙げられている
乾燥機(衣類用) Onやワークマンの取扱説明書は避けるよう案内 —

熱や日光で、素材が変形したり、型崩れしたりするおそれがあります。迷ったときは、その靴のメーカーの案内に合わせるのがおすすめです。靴用乾燥機を使う場合も、靴の素材に使えるかを確かめましょう。

日陰で立てかける中に丸めた紙

しっかり乾いたかの目安

表面が乾いていても、つま先の奥やインソールの下は湿っていることがあります。つま先の内側を指で触って、冷たさや湿り気がないかを確かめてから履くと安心です。インソールも、完全に乾いてから戻します。

靴を臭いにくくする毎日の習慣

一度臭いを落としても、同じ履き方を続けていると、また臭いが出てきます。毎日の習慣を少し変えるだけで、臭いはこもりにくくなります。

同じ靴を続けて履かない

先に紹介したとおり、同じ靴を続けて履く日数が4日以上になると、靴の中の細菌が急に増えたという報告があります。何日休ませればよいかは、記事によって「1日以上」「中2日」などと幅があります。少なくとも、1日履いたら翌日は別の靴にして、しっかり乾かす時間をつくるのがおすすめです。2〜3足を順番に履くと、それぞれの靴を休ませやすくなります。

靴下を履き、こまめに替える

素足で靴を履くと、汗や皮脂が直接靴の内側につきます。靴下を履けば、汚れの多くは靴下に移るので、洗える靴下のほうで落とせます。汗をかきやすい日は、替えの靴下を持っておくのも1つの方法です。吸湿性のある綿などの素材や、消臭加工のある靴下を選ぶ方もいます。

足を清潔にし、よく乾かす

靴の臭いは、足の汗や汚れから始まります。足を洗うときは、指の間や爪のまわりまで洗い、タオルで水気をよく拭き取ってから靴下を履くのがおすすめです。

靴箱にも湿気をためない

靴箱の中に湿気がこもると、しまった靴も乾きにくくなります。ときどき扉を開けて空気を入れ替える、除湿剤を置く、といった工夫がおすすめです。靴を地面より高い位置で休ませる方法を紹介する記事もあります。

習慣のチェックリスト

  • 脱いだ靴は、すぐ靴箱へしまわず乾かしている
  • 同じ靴を2日続けて履いていない
  • 取り外せるインソールは、ときどき出して乾かしている
  • 素足ではなく、靴下を履いている
  • 靴箱の換気や除湿をしている
  • シューツリーを使うなら、空気が通るものを選んでいる

シューツリーは、靴の形を保ちながら湿気を吸わせる目的で使われます。リーガルは、手入れや保管のときに木製のシューツリーを入れるよう案内しており、湿気も取ってくれると説明しています。マドラスも、シューツリーは型崩れを防ぎ、湿気を吸収するとしています。

靴の種類別の臭い対策

靴の種類によって、臭いのこもりやすさや手入れのしかたが変わります。ここまでの方法を、種類ごとに整理しました。

靴の種類 臭いやすい理由 手入れのポイント
スニーカー・運動靴 運動で汗をかきやすく、毎日履きがち 洗える素材なら手洗いし、日陰で乾かす。2足を交互に履く
革靴・ビジネスシューズ 通気が少なく、仕事の日に続けて履きがち 丸洗いは避け、内側を拭いて乾かす。シューツリーを入れて休ませる
ブーツ・長靴 足首まで覆うので、空気が入れ替わりにくい 脱いだら口を開けて立てかけ、乾燥剤などで湿気を取る
子どもの上履き 毎日長い時間履き、汗をかきやすい 週末に手洗いし、月曜までにつま先まで乾かす
パンプス 素足やストッキングで履くことが多い 内側を拭き、インソールを清潔に保つ

ブーツや長靴について、前述の東京都立皮革技術センターの資料では、足首まで覆うゴム長靴は靴の中の空気が入れ替わりにくいという研究が紹介されています。足先の二酸化炭素の濃度を比べた研究で、ゴム長靴は外気の2.6倍、ビニールや革の短靴は1.9倍だったとされています。

それでも臭いが残るとき

手入れを続けても臭いが残る場合は、次のことを考えてみましょう。

  • インソールを替える: インソールは汗を直接吸う場所です。取り替えられる靴なら、新しいインソールや消臭インソールに替えると変化を感じやすいことがあります
  • 靴のクリーニングに出す: 靴の丸洗いを受けつけるクリーニング店や靴修理店があります。革靴やスエードなど自分で洗えない靴は、相談してみるのもおすすめです
  • 買い替えを考える: 長く履いて内側が傷んだ靴は、汚れが落ちにくくなります。上履きやスニーカーは、サイズの見直しとあわせて買い替えるのも1つの方法です
  • 足のトラブルがないか確かめる: 足の皮がむける、かゆみや赤みがあるといった場合は、靴の手入れだけで様子を見ず、皮膚科に相談してください

よくある失敗・注意点

  • スプレーだけで済ませる: 内側の汚れや湿気が残っていると、臭いが戻りやすくなります
  • 生乾きのまま履く: 湿った靴の中は菌が増えやすいと言われています。つま先まで乾いたかを確かめます
  • 革靴を丸洗いする: 天然皮革は水洗いに向かないものが多く、シミや型崩れのもとになります
  • 熱で一気に乾かす: ドライヤーやストーブ、直射日光で、素材が反ったり形が崩れたりすることがあります
  • 重曹の粉を入れたままにしておく: 革にシミが出たり、靴下が粉で汚れたりすることがあります
  • 漂白剤を原液で使う: 色落ちや素材の傷みにつながることもあります。表示を確かめ、目立たない場所で試します

よくある質問

重曹を靴に入れっぱなしにしてもいいですか?

粉のまま入れっぱなしにすると、革にシミが出たり、靴下や床に粉がついたりすることがあります。使うならお茶パックなどに包み、翌朝には取り出すのがおすすめです。靴の中での消臭の程度を確かめた公的な資料は確認できていないため、乾燥や汚れ落としとあわせて使いましょう。

靴を洗濯機で洗ってもいいですか?

メーカーによっては、洗濯機や乾燥機で洗うのは避けるよう案内しています。型崩れのもとになることがあるためです。洗濯機で洗えると表示された靴以外は、手洗いが安心です。

革靴に消臭スプレーを使っても大丈夫ですか?

革にも使えると書かれた製品を選び、靴の内側に使うのが基本です。アルコールを多く含む製品は色落ちやシミが出ることがあるので、目立たない場所で試してから使いましょう。

臭いが取れない靴は捨てたほうがいいですか?

インソールの交換や丸洗い、クリーニングを試してから判断しても遅くありません。内側が傷んで汚れが落ちにくくなっている靴や、サイズが合わなくなった靴は、買い替えを考えるきっかけにするのもおすすめです。

まとめ

靴の臭いは、汗や皮脂、角質を菌が分解することで出ると言われています。靴の中は温度も湿度も高くなりやすく、同じ靴を続けて履くと菌が増えやすいという報告もあります。臭いを抑えるには、脱いだらすぐ乾かすこと、インソールを出して内側の汚れを落とすことから始めるのがおすすめです。洗える靴は手洗いし、風通しのよい日陰でつま先までしっかり乾かします。重曹や10円玉などの方法は根拠が確認できないものも多いので、乾燥と汚れ落としを中心に考えましょう。

革靴の内側の手入れは革靴の手入れ方法、起毛革の靴はスエード靴の手入れ方法で詳しく紹介しています。ほかのお手入れの記事はお手入れのカテゴリからご覧ください。