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靴のサイズ

靴サイズ38は何センチ?EUサイズの換算表とブランドごとの違い

公開日 文・足もとマガジン編集部

白い棚に並んだベージュのバレエシューズ、黒のストラップパンプス、白いレザースニーカー

結論から言うと、靴のEUサイズ38は、日本のサイズで24cm前後が目安です。ただし、ブランドが公開しているサイズ表を並べると、38は23.5cmから25cmまで幅があります。この記事では、海外ブランドや通販で「36」「38」「40」といったEU(ヨーロッパ)表記の靴を選ぶ方に向けて、換算表とその読み方を解説します。あわせて、ブランドによって数字がずれる理由と、サイズ選びで失敗しにくい手順も紹介します。

結論

EUサイズ38は日本の24cm前後が目安ですが、ブランドによって最大1.5cmほど違います。買う靴のブランドの公式サイズ表と、自分の足の実寸をあわせて確かめるのがおすすめです。

靴サイズ38は何センチ?ブランドの表で比べる

まずは「38」から見ていきます。

38はブランドによって23.5〜25cm

公開されているサイズ表で、EU38がどのcmにあたるかを並べました。数値はいずれも各社の表のとおりです。

サイズ表 EU38にあたる日本のサイズ
Steve Madden Japan「靴のサイズチャート」 約23.5〜24.0cm
mamian「海外の靴のサイズ表記と換算表」(レディース) 24.0cm
R&D「靴サイズ換算表(目安)」(婦人靴) 24.5cm
CHARLES & KEITH「サイズガイド」 24.5cm(足の長さは24.3cm)
Giuseppe Zanotti「Sizes」(ウィメンズ) 25cm
HUGO BOSS「ウィメンズシューズ」サイズ表 25cm

値がいちばん小さい表と大きい表では、1.5cmほどの差があります。「38は何cm」に1つの答えはなく、ブランドごとに見る必要があります。

計算式で出すと、38は足の長さ約23.8cmが目安

EUサイズには、理論上の計算式もあります。Wikipedia「靴の寸法」では、ヨーロッパ大陸方式の靴の寸法を次の式で表しています。

式 内容
EUサイズ = 3/2 × 靴型の長さ(cm) 靴型(ラスト)の長さを2/3cm単位で数える
EUサイズ = 3/2 × [足の長さ(cm)+1.5] 足の長さに1.5cmのゆとりを足したものが靴型の長さ

Wikipediaでは、足の長さに1.5〜2cmを足したものを靴型の長さとしており、2つめの式はゆとりを1.5cmとした場合の例です。この式を足の長さについて解くと、「足の長さ = EUサイズ ÷ 1.5 − 1.5」になります。この式にあてはめると、EU38は足の長さ約23.8cmです。ただし、これは理論上の値です。実際のブランドの表とは、ここから1cm以上ずれることもあります。

EUサイズとcmの換算表(35〜44)

ここからは、38以外のサイズもあわせて換算表にまとめます。「計算式」の列は、前述のWikipediaの式で編集部が計算した足の長さです。そのほかの列は、各ブランドの表の数値をそのまま載せています。

ウィメンズ(35〜40)

EU Steve Madden mamian R&D(婦人靴) CHARLES & KEITH Giuseppe Zanotti HUGO BOSS 計算式
35 記載なし 22.5 記載なし 22.5 22 22 約21.8
36 約22.0 23.0 22.5 23 23 23 22.5
37 約23.0 23.5 23.5 23.5 24 24 約23.2
38 約23.5〜24.0 24.0 24.5 24.5 25 25 約23.8
39 約24.5 24.5 25.5 25 26 26 24.5
40 約25.0 25.0 記載なし 25.5 27 27 約25.2

単位はすべてcmです。CHARLES & KEITHは「JP」の列の値で、表には足の長さも別に載っています(例:38は24.3cm)。R&Dの婦人靴の表は「フレンチサイズ」として、22.0〜25.5cmの範囲だけを載せています。

メンズ(39〜44)

EU R&D(紳士靴) Giuseppe Zanotti(メンズ) CHARLES & KEITH 計算式
39 24.0 24 25 24.5
40 25.0 25 25.5 約25.2
41 26.0 26 26 約25.8
42 27.0 27 27 26.5
43 28.0 28 27.5 約27.2
44 記載なし 29 記載なし 約27.8

CHARLES & KEITHの表は男女を分けていないため、メンズの表にも載せました。メンズの40〜43あたりでは、「EUの数字から15を引くとcm」になる表が多く見られます。ただし、計算式の値とは1cm近くずれるところもあります。

R&Dの表では、同じフレンチサイズでも紳士靴と婦人靴でcmが違います。たとえば婦人靴の39は25.5cmですが、紳士靴の39は24.0cmです。男女どちらの表かも確かめておくと安心です。

「36-37」「38.5」のような表記

EU表記には、整数だけでなく「38.5」のようなハーフサイズもあります。Wikipediaによると、0.5単位は1/3cmにあたります。R&DやGiuseppe Zanotti、HUGO BOSSの表には、ハーフサイズの行もあります。

Steve Maddenの表には、「36-37」「37-38」のように2つの数字をつないだ行もあります。これはUSサイズのハーフサイズに対応する行で、37-38はUS7、約23.5cmです。EUの整数どうしの間にあたる大きさと考えると、わかりやすいでしょう。

EUサイズのしくみ

換算表の数字がそろわない理由を知るために、EUサイズのしくみを見ておきましょう。

1サイズは2/3cm(パリポイント)

EUサイズは、2/3cm(約6.7mm)を1とする「パリポイント」で表すと説明されています(出典:Wikipedia「靴の寸法」)。「EU38」は38cmではなく、2/3cmが38個ぶんの長さという意味です。2/3cm×38で約25.3cmとなり、これが靴型の長さの目安になります。

日本のサイズは0.5cm刻みなので、EUの1サイズ(約6.7mm)とは刻み幅が合いません。そのため、換算表ではどこかで数字を丸めることになります。丸め方の違いだけでも、表どうしの数字はずれることがあります。

日本のcmは足の長さ、EUは靴型の長さ

日本の靴のサイズは、JIS(日本産業規格)の「JIS S 5037」で、足の長さ(足長)と足まわり(足囲)で表すことになっています。つまり、日本の「24.0cm」は、足長が24.0cm前後の人に合わせた靴という意味です。

一方、EUサイズは靴型(ラスト)の長さをもとにした表し方です。mamianのコラムでも、EUと日本はどちらもcmをもとにするものの、同じ数字でも靴の大きさが違うと説明しています。EUの数字をそのまま「足の長さ」と比べられない点を押さえておきましょう。

男女・大人と子どもで同じ数字を使う

Wikipediaによると、ヨーロッパ大陸方式では紳士用・婦人用、大人用・子ども用のどれも同じ数値を使います。USサイズのように、メンズとウィメンズで数字が変わることは理論上ありません。ただし、前述のR&Dの表のように、実際の換算表では男女で対応を分けているものもあります。

子ども靴でも「EU 30」のような表記が使われます。子どもの足は成長が早いため、表示だけで決めず、足の実寸を測って選ぶと安心です。年齢別のサイズの目安は、子どもの靴のサイズで紹介しています。

イタリア・フランス・ドイツ

Wikipediaによると、ヨーロッパ大陸方式はフランス・ドイツ・イタリア・スペインなど、ヨーロッパ大陸の多くの国で使われています。HUGO BOSSのウィメンズシューズの表でも、ヨーロッパ(EU)、フランス、イタリアの数字は同じ並びです。Giuseppe Zanottiのウィメンズの表も、「Italy/Europe」として1つの列にまとめています。

一方で、同じヨーロッパ大陸方式でも、ドイツとフランスの寸法は違う場合があると説明されています(出典:Wikipedia「靴の寸法」)。方式は完全には標準化されておらず、測り方や製造工程、許容範囲が国によって違うためとされています。国の名前で判断するより、ブランドの表を見るほうが確実です。

同じ38でもcmがずれる理由

ブランドの表どうしで、同じEU38が最大1.5cmずれる理由を整理します。

「1サイズ=1cm」で並べる表がある

Giuseppe ZanottiやHUGO BOSSの表は、EUが1上がるごとに日本のサイズも1cm上がる並びです。一方、mamianの表では0.5cmずつ上がり、Steve Maddenの表も37以上は0.5cm刻みです。EUの1サイズは約6.7mmなので、どちらの並びも途中で計算式の値とずれていきます。38付近で、表によって1cm以上の差が出るのはこのためです。

R&Dの表は「あくまで目安」としたうえで、メーカーや足の形、幅などによってサイズは違うと書いています。どの表も、ほかのブランドの靴にそのまま当てはまるわけではありません。

表のcmが「足の長さ」か「靴のサイズ」か

CHARLES & KEITHの表は、日本のサイズ(JP)とは別に「足の長さ(CM)」の列を載せています。EU38はJPでは24.5cmですが、足の長さでは24.3cmです。同じページでは、足の長さはシューズの長さと同じではないと注意しています。換算表の「cm」が足の実寸なのか、靴に表示するサイズなのかを見分けることが大切です。

デザインやヒールの高さでも履き心地が変わる

同じサイズでも、靴の形によって履き心地は変わります。CHARLES & KEITHのサイズガイドでは、履き心地はサイズやデザイン、カット、ヒールの高さなどによって違うと説明しています。つま先の細いパンプスやヒールの高い靴では、同じ数字でもきつく感じることがあります。

EU表記の靴を選ぶ手順

海外ブランドの靴を通販などで選ぶときは、次の順番で確かめると失敗しにくくなります。

  1. 自分の足の長さを測る

    いま履いている靴のサイズではなく、足そのものの長さをcmで知っておきます。左右で長さが違う場合は、大きい方の足に合わせて選ぶのがおすすめです。CHARLES & KEITHのサイズガイドでも、同じ案内をしています。測り方は、靴サイズの選び方と足の測り方で詳しく紹介しています。

  2. 買う靴のブランドの公式サイズ表を見る

    一般的な早見表ではなく、そのブランドの表で、自分の足の長さに近いEUサイズを探します。表の「cm」が足の長さか、靴の表示サイズかもあわせて見ておきます。

  3. ハーフサイズの有無を確かめる

    38.5のようなハーフサイズがあるブランドと、整数だけのブランドがあります。整数だけの場合は、2つのサイズの間で迷いやすいので、次の手順の手がかりも使います。

  4. 同じブランドの手持ちの靴と比べる

    同じブランドで合っている靴があれば、そのサイズ表示がいちばんの手がかりになります。靴の内側のタグや箱には、EUと日本のサイズが並べて書かれていることがあります。

  5. 交換・返品の条件を見ておく

    サイズが合わなかったときに備えて、交換や返品の条件を見ておくと安心です。試着できる場合は、両足で履いて歩き、つま先のゆとりやかかとの浮きを確かめます。

USやUKの表記は、靴のUSサイズは何cm?でメーカーの換算表を比べています。

よくある失敗

EU表記の靴でよくある失敗をまとめました。

  • 一般的な早見表だけで決めて、そのブランドの表とは0.5〜1cmずれていた
  • 「38は24cm」と覚えていて、1サイズ=1cmの並びのブランドで大きすぎる靴を選んだ
  • 表の「cm」を足の長さだと思い込み、靴の表示サイズとの違いに気づかなかった
  • 男女で対応の違う表なのに、反対側の表を見ていた
  • 整数サイズしかない靴で、小さい方を選んできつかった

大きすぎた場合の工夫は、靴のサイズが大きいときの対処法で紹介しています。きつい場合は、靴がきついときに伸ばす方法をご覧ください。

よくある質問

靴のサイズ38は何センチですか?

日本のサイズで24cm前後が目安です。ただし、ブランドの表では約23.5cmから25cmまで幅があります。たとえば、mamianの表では24.0cm、CHARLES & KEITHでは24.5cm、HUGO BOSSのウィメンズでは25cmです。買う靴のブランドの表で確かめるのがおすすめです。

37は何センチですか?

ブランドの表では、およそ23.0〜24cmです。mamian、R&D(婦人靴)、CHARLES & KEITHの表では23.5cm、Giuseppe ZanottiとHUGO BOSSの表では24cmです。計算式で出すと、足の長さ約23.2cmが目安になります。

39や40は何センチですか?

ウィメンズの表では、39はおよそ24.5〜26cm、40はおよそ25〜27cmです。メンズでは、R&D(紳士靴)とGiuseppe Zanottiの表で40を25cmとしています。ブランドによって1cm以上違うことがあるため、公式のサイズ表を確かめると安心です。

EUサイズとUSサイズはどう違いますか?

EUサイズは2/3cmを1とする単位で、男女で同じ数字を使うのが基本です。USサイズはインチをもとにした単位で、同じ大きさでもメンズとウィメンズで数字が違います。USサイズの読み方は、靴のUSサイズの記事で詳しく紹介しています。

まとめ

靴のEUサイズ38は、日本のサイズで24cm前後が目安です。ただし、ブランドの表では23.5〜25cmと幅があり、「38は何cm」に1つの答えがあるわけではありません。EUサイズは2/3cm刻みの「パリポイント」で表すため、0.5cm刻みの日本のサイズとはずれが出ます。EU表記の靴を選ぶときは、ブランドの公式サイズ表と、自分の足の実寸をあわせて確かめるのが近道です。

足の測り方や、サイズで迷ったときの決め方は、靴サイズの選び方と足の測り方で詳しく紹介しています。日本人の足のサイズの平均が気になる方は、靴のサイズの平均もあわせてご覧ください。