卒業式・入学式の靴下|子ども・ママ・パパの色と丈の選び方

結論から言うと、卒業式・入学式の靴下は、立場ごとに「控えめで、服と靴になじむもの」を選ぶのが基本です。子どもは白・紺・黒などの無地かワンポイント、ママはベージュのストッキング、パパは黒か紺の長めの靴下が選びやすいです。卒園式・入園式も、同じ考え方で選べます。この記事では、家族それぞれの靴下の色・丈・柄と、靴と合わせるときのポイントを紹介します。
結論
子どもは白・紺・黒などの無地かワンポイントで、丈は服に合わせます。ママはナチュラルなベージュのストッキング、パパは黒か紺の無地で、座ってもすねが見えない長さの靴下が基本です。
卒業式・入学式の靴下の基本
式典の主役は子どもです。保護者の足もとは、目立たず、きちんとした印象にまとめるのがよいとされています。立場ごとの目安を、表にまとめました。
| 立場 | 基本の足もと | 避けたいもの |
|---|---|---|
| 子ども | 白・紺・黒などの無地かワンポイント。丈は服に合わせる | 派手な色や大きな柄、キャラクターが目立つもの |
| ママ | ナチュラルなベージュのストッキング | 黒のストッキング、タイツ、素足 |
| パパ | 黒か紺の無地。ふくらはぎまで隠れる長さ | 白や明るい色、くるぶし丈 |
ママとパパの目安は、青山商事のセレモニー服レンタル「hare:kari」の解説や、スーツ販売店の解説をもとにしています。子どもの目安は、子育て情報サイトや子ども服メーカーの商品説明を参考にした、一般的な傾向です。
まずは学校・園の案内を確認する
靴下の色や丈に、全国共通の決まりがあるわけではありません。学校や園によっては、服装や持ち物について案内があることもあります。指定があれば、そちらを優先するのがおすすめです。迷ったときは、上の表のような控えめな足もとにしておくと安心です。
子どもの靴下の選び方
子どもの靴下は、服と靴の色に合わせて選ぶと、足もとがまとまって見えます。小学館の子育て情報サイト「HugKum」の入学式の靴下の解説を参考に、選び方の目安を紹介します。
色は白・紺・黒などの無地かワンポイント
HugKum の解説では、入学式などのセレモニーでは白を履く子どもが多いとしています。白のほかに、紺や黒、グレーなどを合わせる子どももいるようです。デザインは、無地か、小さなワンポイントのものが選びやすいとされています。同じ記事で紹介されている子ども服メーカーのフォーマル向けハイソックスも、白・紺・黒などの色展開です。
あまりに目立つ色や柄は避けたほうが無難です。キャラクターやロゴは、小さなワンポイント程度にとどめると落ち着いて見えます。
丈はズボンやスカートの丈に合わせる
靴下の丈は、服の丈とのバランスで選びます。HugKum の解説では、次のような目安が紹介されています。
- 少し短めのズボンやスカート:ひざ下まであるハイソックス
- 長めのズボンやスカート:すねが見えるくらいの短めの靴下
当日の服と靴を合わせて、鏡の前で一度履いてみると、丈のバランスを確かめやすくなります。
男の子の靴下
男の子は、ズボンや靴の色に近い紺や黒を選ぶと、足もとがまとまって見えます。白も、セレモニーでよく選ばれている色です。半ズボンのスーツなら、ハイソックスを合わせる方法もあります。長ズボンなら、すねが見えるくらいの丈でもまとまりやすいでしょう。
女の子の靴下とタイツ
女の子は、白のハイソックスや白い靴下を、ワンピースやスーツに合わせることが多いようです。控えめなレースやフリルの付いた靴下なら、式典でも華やかさを出せます。ただし、大きすぎる飾りは避けると上品にまとまります。寒い時期の式なら、タイツを選ぶ方法もあります。
袴を着る場合の足もとは、卒業式の袴に合わせる靴で紹介しています。
卒園式・卒業式と入学式で替えるなら
色や丈が式に合っていれば、同じ靴下を卒園式・卒業式と入学式の両方で使えます。変化をつけたいなら、卒業式は紺や黒、入学式は白にする方法もあります。卒業式はお祝いと別れの場、入学式は新しい生活が始まるお祝いの場です。式の雰囲気に合わせて明るさを少し変える、と考えれば選びやすくなります。
子どもの靴そのものの選び方は、小学生の卒業式の靴で詳しく紹介しています。
ママの足もと:ベージュのストッキングが基本
ママの足もとは、ナチュラルなベージュのストッキングが基本とされています。hare:kari の卒園式・卒業式と入園式・入学式の解説では、どちらもベージュのストッキングに、つま先の隠れるパンプスを合わせるよう勧めています。卒業式と入学式で、ストッキングの色を変える必要はありません。
黒のストッキングやタイツ、素足は避ける
同じ hare:kari の解説では、黒いストッキングやタイツ、素足(生脚)はフォーマルな場にふさわしくないとしています。黒のストッキングは、お祝いの場では喪服のような印象になりやすいとも言われています。迷ったら、肌の色に近いベージュを選んでおくと安心です。
寒い日の足もと
卒業式や入学式は、まだ肌寒い時期に行われることもあります。hare:kari の卒業式の解説では、冷え防止にインナーを重ねばきするなら、スカートは長め丈を選ぶのがおすすめとしています。スカートを長めにすれば、重ねばきをしても目立ちにくくなります。会場までの移動は、コートなどの上着で寒さを調整する方法もあります。
伝線に備えて予備を持つ
ストッキングは伝線しやすいため、予備を1枚バッグに入れておくと安心です。体育館でスリッパに履き替えると、足もとが人の目に入りやすくなります。出かける前に、伝線やほつれがないかを確かめておきましょう。
ママの靴の選び方は、卒業式・入学式のママの靴で詳しく紹介しています。パンプス以外の靴を考えている方は、卒業式・入学式のママのぺたんこ靴の選び方も参考にしてください。
パパの靴下:黒か紺の無地で長め
パパの靴下は、スーツや靴になじむ黒か紺の無地が基本です。式の最中は座っている時間が長く、靴下は意外と目立ちます。
色は靴かスーツに合わせる
オーダースーツ専門店リングウッドの解説では、靴下はスーツか靴のどちらかと同じ系統の色にそろえるのが基本としています。同じ解説では、黒の革靴には黒か濃紺の靴下が合うとしています。白い靴下は、スーツには合わせないものとして挙げられています。紳士服のAOKIも、白や明るい色の靴下はダークカラーのスーツから浮きやすいとしています。
長さは座ってもすねが見えないもの
くるぶし丈の靴下は、座ったときや足を組んだときに、すねが見えてしまいます。リングウッドの解説では、すねが隠れる長い靴下(ロングホーズ)を勧めています。少なくとも、ふくらはぎまで隠れる長さを選ぶと安心です。
柄と素材
柄は、無地か、遠目には無地に見える目立たない織り柄までが無難です。素材は、薄手から中薄手のドレスソックスが、スーツや革靴に合わせやすいとされています(リングウッド)。リングウッドの解説では、厚手のスポーツソックスは革靴のフィットを損なうとしています。ふだんの通勤用の靴下でも、黒や紺の無地で長めのものなら使えることが多いでしょう。
結婚式など、ほかの場面の靴下のマナーは、結婚式の靴下マナーで紹介しています。
卒業生・新入生本人の足もと
中学・高校・大学の卒業式や入学式に、本人として出る場合の足もとも紹介します。
- 袴を着る:ブーツならタイツや靴下、草履なら足袋を合わせます。詳しくは卒業式の袴に合わせる靴で紹介しています
- スーツを着る:男性はパパと同じく、黒か紺の無地で長めの靴下が合わせやすいです。女性はパンプスに、肌になじむストッキングを合わせると落ち着いた印象になります。靴の選び方は大学入学式の靴で紹介しています
- 制服で出る:学校の決まりがあれば、それに合わせます
靴下と靴を合わせるときのポイント
靴下の厚みは、靴の履き心地にも関わります。式の日に履く靴下が決まったら、靴とあわせて確かめておくと安心です。
試し履きは当日の靴下で
三重県伊勢市の健康課の資料では、靴を合わせるときは、ふだん履く靴下を履いて試すよう勧めています。式典用の靴も、当日に履く靴下やストッキングで試し履きしておくのがおすすめです。厚手の靴下で合わせた靴を薄いストッキングで履くと、靴の中で足が前後に動きやすくなります。反対に、薄い靴下で合わせた靴に厚手のタイツを重ねると、きつく感じることもあります。
子どもの靴下はサイズも確かめる
子どもの靴下は、足の長さの範囲(例:16〜18cm)で表示されているものが多くあります。足が大きくなって、前に買った靴下が合わなくなっていることもあります。早めに用意するときは、式の前に一度履かせてサイズを確かめておくと安心です。表示の読み方は、靴下のサイズの選び方で詳しく紹介しています。
よくある失敗・注意点
靴下やストッキングで起こりがちな失敗をまとめました。
- 子どもの靴下を早く買いすぎて、当日には小さくなっている
- パパがくるぶし丈の靴下を履いて、座ったときにすねが見えてしまう
- ママが黒のストッキングを選び、お祝いの場で喪服のような印象になる
- 当日の朝にストッキングが伝線して、替えがない
- スリッパへの履き替えで、毛玉や色あせが目立ってしまう
前日までに家族全員の足もとを並べて、色や傷みを確かめておくと、当日慌てずにすみます。
よくある質問
卒業式で子どもに黒の靴下を履かせてもいいですか?
黒も、白や紺とならんでセレモニーで選ばれている色です。紺や黒の服、黒の靴に合わせると落ち着いた印象になります。学校や園から指定がある場合は、そちらに合わせてください。
卒園式と入学式で同じ靴下でもいいですか?
色や丈が式に合っていれば、同じ靴下を使えます。変化をつけたい場合は、卒園式・卒業式は紺や黒、入学式は白にする方法もあります。
ママはタイツで出席してもいいですか?
青山商事のhare:kariの解説では、黒いストッキングやタイツはフォーマルな場にふさわしくないとしています。ベージュのストッキングが基本です。寒さが気になる場合は、長め丈のスカートで重ねばきを目立たなくする方法があります。
パパの靴下は通勤用のものでもいいですか?
黒か紺の無地で、座ってもすねが見えない長さのものなら合わせやすいです。白や明るい色、くるぶし丈のものは避けるのが無難です。
まとめ
卒業式・入学式の靴下は、立場ごとに控えめで、服と靴になじむものを選ぶのが基本です。子どもは白・紺・黒などの無地かワンポイントで、丈は服に合わせます。ママはナチュラルなベージュのストッキング、パパは黒か紺の無地で長めの靴下を選ぶと安心です。靴を試し履きするときは、当日に履く靴下やストッキングで確かめておきましょう。
ママの靴の形・色・ヒールの選び方は、親記事の卒業式・入学式のママの靴で紹介しています。お子さんの靴は小学生の卒業式の靴、袴の足もとは卒業式の袴に合わせる靴もあわせて参考にしてください。小学校受験の面接や考査に履く靴と靴下は、お受験の靴の選び方で解説しています。