本文へスキップ
靴の選び方

卒業式・入学式でパンプス以外はOK?ママのぺたんこ靴の選び方

公開日 文・足もとマガジン編集部

ネイビーのフラットなバレエシューズと、パールのネックレスとコサージュ

結論から言うと、卒業式・入学式のママの靴は、きちんと見えるものならパンプス以外でも選べるとされています。たとえば、飾りの少ないフラットパンプス(ぺたんこ靴)や、表革のローファーです。一方で、カジュアルなスニーカーやサンダル、ミュールは避けるのが一般的です。この記事では、ヒールのある靴が苦手な方や、小さなお子さんがいる方に向けて、パンプス以外の靴の選び方を紹介します。卒園式・入園式も、同じ考え方で選べます。

結論

ヒールのない靴も選べます。表革など、きちんとした素材のフラットパンプスやローファーなら式典になじみやすいとされています。カジュアルなスニーカーやサンダル・ミュールを避けるのが無難です。

卒業式・入学式でパンプス以外の靴を履いてもいい?

式典の靴は、つま先とかかとを覆うシンプルなパンプスが基本とされています。色や形、ヒールの高さなど、パンプスの選び方は卒業式・入学式のママの靴で詳しく紹介しています。ここでは「パンプス以外」に絞って、どこまでならよいかを整理します。

基本はパンプス、でもヒールは必須ではない

青山商事のレンタルサービス「hare:kari」の解説では、足もとはヒールのあるシンプルなパンプスが基本とされています。同じ解説で、妊娠中のママや小さなお子さんがいるママは、無理にヒールのある靴を履く必要はないとも書かれています。

ヒールのない靴そのものが、マナー違反というわけではありません。マルイのコラムでも、きちんと見える靴ならパンプス以外も選べると紹介されています。大切なのは、靴の種類よりも「式典の服装になじむ、きちんとした見た目か」です。

パンプス以外を考えたい場面

次のような場合は、ヒールのない靴を考える方も多いでしょう。

  • ふだんヒールを履かず、長い時間の式で足が疲れそう
  • 保育園や幼稚園の式で、小さなお子さんを抱っこする場面がある
  • 妊娠中で、足もとの安定を優先したい
  • パンツスーツに合わせたい

マルイのコラムでは、小さなお子さんを抱き上げることもある保育園や幼稚園の式では、フラットタイプのほうが安全で安心だとしています。妊娠中の靴の選び方は、妊婦の靴の選び方で詳しく紹介しています。

パンプス以外で選びやすい靴

パンプス以外で、式典の服装に合わせやすい靴を紹介します。どの靴も、表革(なめらかな表面の革)などきちんとした素材で、飾りの少ないものを選ぶのが前提です。

靴 選びやすい条件 気をつけたい点
フラットパンプス(ぺたんこ靴) つま先とかかとが隠れる、飾りが控えめ 底が薄すぎると疲れやすいことも
ローファー 表革、甲を深く覆う、紐なし ラバー(ゴム)素材や厚底はカジュアルに見えやすい
ストラップ付きの靴 かかとが覆われている 脱ぎ履きに少し手間がかかる
低めのヒール(太ヒール・ウェッジ) 安定した太めのヒール 細いヒールはぐらつきやすい

フラットパンプス(ぺたんこ靴)

フラットパンプスは、ヒールがほとんどないパンプスです。ニッセンの解説では、ふだんヒールを履かない方や小さなお子さんを連れている方は、高さ1.5cm程度のフラットパンプスもよいとされています。形はパンプスと同じなので、式典の服装に合わせやすいのが利点です。

選ぶときは、つま先とかかとが隠れていて、飾りが控えめなものを選ぶと安心です。ニッセンの解説では、切り替えやリボンなど多少の飾りがあっても問題ないとされています。hare:kari の解説では、パンプスは華美な装飾のないものが好ましいとしています。大きく目立つ飾りは避け、控えめなものにとどめるのが無難です。

ローファー・ローファーパンプス

ローファーは、紐のない、甲を覆うかたちの靴です。CLOCHE(クロシェ)の公式ブログでは、妊娠中やヒールが苦手な方はフラットパンプスやローファーを選んでもよいとしています。ニッセンの解説でも、甲を深く覆った紐なしのローファーは式典で履けるとされています。

ローファーの形でヒールのある「ローファーパンプス」も、マルイやニッセンで式典向けに紹介されています。ニッセンでは、パンツスーツに合わせやすい靴として挙げられています。

ローファーは、素材によって印象が大きく変わります。CLOCHE の公式ブログでは、ラバー素材はカジュアルな印象になりがちなため避けたほうが無難としています。表革で、底も厚すぎないものを選ぶと、式典になじみやすくなります。

ローファーは紐で締められないため、サイズが合わないとかかとが脱げやすくなります。選び方は歩きやすいローファーの選び方、脱げるときの対策はローファーのかかとが脱げるときの対策で紹介しています。

ストラップ付きの靴

甲や足首にストラップの付いた靴は、足を留めるため脱げにくいつくりです。ニッセンの解説では、かかとが覆われていて、甲やくるぶしにストラップが付いたタイプなら式典で履けるとされています。ヒールのないストラップシューズなら、ぺたんこ靴でも足が靴の中で動きにくくなります。

ただし、体育館などで靴を脱ぐ場合は、脱ぎ履きに手間がかかります。マルイのコラムでは、ストラップが外せるタイプなら、あらかじめ外しておくとスムーズだと紹介されています。

低めのヒールという選択肢

「ぺたんこ」でなくてもよいなら、低めで太いヒールも選択肢になります。ニッセンの解説では、0〜3cmをローヒールとし、パンプスに慣れていない方には太めのチャンキーヒールやウェッジヒールも勧めています。ウェッジヒールは、かかとからつま先まで底がつながったヒールです。接地面が広いため、細いヒールよりも安定しやすいと言われています。

歩きやすいパンプスの選び方は、歩きやすいパンプスの選び方で詳しく紹介しています。

色・素材・デザインの線引き

パンプス以外の靴でも、色・素材・デザインの考え方はパンプスと同じです。各販売店の解説を整理すると、次のようになります。

項目 選びやすいもの 避けたいもの
色 卒業式は黒・ネイビー、入学式はベージュ・アイボリーも 赤などのビビッドカラー
素材 表革(スムースレザー)、スエード、合成皮革 ラバー(ゴム)、ラメ・スパンコール
柄 無地 アニマル柄
飾り 小さく控えめなもの 華美で目立つ飾り

色は、ニッセンの解説で、卒業式は黒やネイビー、入学式はベージュやアイボリーなどが定番とされています。hare:kari の解説では、靴の色はバッグやスーツと合わせると全体がまとまりやすいとしています。

素材は、ニッセンの解説でスムースレザーやスエードが一般的とされています。チヨダの解説では、フェイクレザー(合成皮革)はレザーに比べてお手入れが簡単だと紹介されています。エナメルは、ニッセンの解説では卒業式・入学式で、チヨダの解説では入学式・入園式で、履いても問題ないとされています。一方で、CLOCHE の公式ブログでは、ビビッドな色やアニマル柄、ラバー素材は避けたほうが無難としています。ニッセンの解説でも、ラメやスパンコールなど派手な素材は避けたいとしています。

卒業式・入学式にスニーカーはだめ?

カジュアルなスニーカーは、卒業式・入学式では避けるのが一般的です。ニッセンの解説でも、カジュアルなスニーカーはNGとされています。式典の服装はセレモニースーツやワンピースが中心のため、スポーツ用の靴は浮きやすくなります。

ケガや足の痛みなどで、スニーカーしか履けない事情がある方もいるでしょう。学校や園によって雰囲気は違うため、気になる場合は事前に学校や園に相談しておくと安心です。

避けたほうがよい靴

パンプス以外を選ぶときも、次のような靴は避けるのが無難とされています。

  • つま先やかかとが出る靴:オープントゥ、サンダル、ミュール(かかとが覆われていない靴)など
  • カジュアルな素材の靴:ラバー(ゴム)素材の靴など
  • 派手な色や柄:ビビッドカラーやアニマル柄
  • 目立つ飾り:大きく華美な飾りのあるもの

hare:kari の解説では、つま先が出るオープントゥ、かかとが出るサンダルやミュールは、フォーマルな場ではNGとされています。ニッセンの解説でも、かかとが開いたミュールはNGとされています。ラバー素材とアニマル柄は CLOCHE の公式ブログ、赤などのビビッドな色はニッセンや CLOCHE の解説で、避けたほうがよいとされています。

室内履きと当日の準備

学校や園によっては、体育館や園舎でスリッパや室内履きに履き替えることがあります。マルイのコラムでも、室内履きを必須とする学校や園があると紹介されています。持ち物は学校や園で違うため、事前の案内を確かめておくと安心です。

室内履きはフラットな靴が便利

CLOCHE の公式ブログでは、講堂や体育館での履き替え用に、軽くてかさばらないフラットなバレエシューズが紹介されています。ニッセンの解説では、スリッパに履き替える場合も、服装に合うシックなものが望ましいとしています。室内履きを用意する場合も、外履きと同じく落ち着いた色を選ぶと全体がまとまります。

新しい靴は事前に履き慣らす

ぺたんこ靴やローファーでも、新しい靴を当日おろすと靴ずれにつながることがあります。式の前に何度か履いて、当たる場所がないか確かめておくのがおすすめです。ローファーの靴ずれと履き慣らしはローファーで靴ずれする原因と対策、パンプスは靴ずれしにくいパンプスの選び方で紹介しています。

よくある失敗・注意点

パンプス以外の靴を選ぶときに、起こりがちな失敗をまとめました。

  • 底がゴムで厚いローファーを選び、カジュアルに見えてしまう
  • サイズの合わないローファーで、歩くたびにかかとが脱げる
  • ストラップの靴で、受付や履き替えのときに慌ててしまう
  • 久しぶりに出した靴が、汚れや傷のまま当日になってしまう

手持ちの靴を使う場合は、数日前に出して、汚れや傷がないか確かめておくと安心です。

よくある質問

卒園式・入園式でもぺたんこ靴でいいですか?

卒園式・入園式も、卒業式・入学式と同じ考え方で選べます。小さなお子さんを抱っこする場面があるなら、フラットタイプのほうが安心だとする販売店もあります。つま先とかかとが隠れる、飾りの少ないものを選ぶと服装になじみやすいです。

ローファーはスカートにもパンツにも合いますか?

ローファーやローファーパンプスは、パンツスーツと合わせやすい靴として販売店で紹介されています。スカートに合わせる場合も、表革で底が厚すぎないものを選ぶと、きちんとした印象にまとまりやすいです。

黒いスニーカーなら卒業式で履いてもいいですか?

カジュアルなスニーカーは、式典では避けるのが一般的です。ケガや足の痛みなどでスニーカーしか履けない事情がある場合は、事前に学校や園に相談しておくと安心です。

バレエシューズは式で履けますか?

つま先とかかとが隠れる、飾りの少ないものならフラットパンプスと同じように考えられます。体育館などで履き替える室内履きとして、軽いバレエシューズを持っていく方法も紹介されています。

まとめ

卒業式・入学式のママの靴は、ヒールのあるパンプスが基本とされています。ただし、ヒールのない靴でも、きちんとした素材のフラットパンプスやローファーなら選べるとされています。色は黒やネイビーなど服装になじむもの、素材は表革などを選ぶと安心です。カジュアルなスニーカーやサンダル、ミュールは避けるのが無難です。

パンプスの色・形・ヒールの選び方は、親記事の卒業式・入学式のママの靴で紹介しています。お子さんの靴は、小学生の卒業式の靴もあわせて参考にしてください。